邦画界の隠れた傑作だと自信を持って断言できます✨
感情ぐちゃぐちゃになり、心を大いに動かされました。
私はその人の表側は分かるけど、その人の裏側は知らないし、私は私自身がまわりにどう思われているかという私の表側は知らないけど、他人は知らない私の裏側を私は分かるみたいな感じで、自分の全てを理解することと他人の全てを理解することは簡単なことじゃないと考えさせられました。
主人公のお母さんがほんとに善人でした。息子の前では暗い顔をしないで、明るく振る舞って寄り添う姿に涙したし、心が暖かくなりました。
キラキラした青春映画ではなく、フィンランド映画『ガール・ピクチャー』や『小さな恋の歌』の様な独創的な青春映画でした。
ミニシアターで上映されているインディーズ系映画を彷彿とさせるカメラワークが非常に印象的でした。