俺は一体3時間何を見せられたんだろうか…。
エンドロール流れた瞬間、「これで終わりなんだ…」と本当に呆然としてしまった。
不安障害のボーはある時、母親が怪死したことを知らされる。
ボーは母親の元へ向かうため、家を出たがそこは"奇妙"という言葉では片づけられない程常軌を逸した世界だった。
現実、空想、過去、現在、未来全てを綯交ぜにしたような世界を旅しながらボーは母親の元へ向かっていく…と言うのが大まかなストーリー。
この映画一言で言えば「悪意の塊で3時間タコ殴りされ続ける」というもの。悪意の度合もエレベーターの扉の締まりが悪いというショボい物から、ラストにかけて悪意と憎悪に満ち満ちた世界を見せつけられるというヘヴィな物まで取り揃えているのは本当に最悪。
これまで狂気を扱った映画は数多く合ったけどこの映画こそがマジモンのキチガイ。キャッチコピーじゃないけどあたまがへんになりそう。
ラストの展開とか一回見ただけではイマイチ理解できなかったので解説みたら結構腑に落ちた。解説を踏まえた上でもう一回見ようとは決して思わないけど。
