ファン・ダン・ジー監督作品！

ベトナム映画特集③
監督のデビュー作品。
ベトナム・ニューウェーブとされている作品ということです。

ベトナム・ハノイに住む６歳の男の子ビー。
両親と優しい叔母と暮らしていたある日、重病人のお爺ちゃんか家に帰ってきて…

お爺ちゃんはベトナム戦争の世代でお父さんとは断絶関係になっていて、顔も合わさない。
風俗街に通う父は家に帰ってこない。
お爺ちゃんを甲斐甲斐しく看病をする母。
30代の高校教師の叔母もお見合いして彼氏が出来るが、生徒の男子と運命的な出会いをしてしまう。

監督の演出は人間の衝動的エロスと世代の価値観の違いを明確に描き、死の苦しみ、性の欲望を大胆に唐突に描いている。

ビー目線の少年の成長物語ではありませんので悪しからず😎
タイトルとの乖離に驚いた笑

氷🧊を使った様々な演出…

女優陣、男優陣が体を張った気合の入った作品でした(^^)

良か映画！

• #2022年劇場鑑賞
• #福岡市総合図書館シネラ

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ハノイに住む少年ビーの家に、重病の祖父がやってくる。それと時期を同じくして両親の関係がうまくいかなくなり、父親は浮気相手のもとへ入り浸るように…。ベトナム映画のニューウェーブを牽引するファン・ダン・ジー監督の初長編映画。(アテネフランセの解説より)

6歳のビー少年役の子は完成作品を当時見てないのでは？(両親のセックスシーンとか教師である叔母さんがイケメン生徒の放尿をこっそりのぞき見するとかあるし)
画とかルックにはかなりの拘りがあり、美しいシーン多々(美しくないシーンも評価されてると思うけど)
そしてビーの知らない両親や叔母さんたちの裏事情が結構霰もなく描かれる。
父親と祖父の性的シンクロはウヘ…ってなった(すみませんシネフィルじゃないんで)
ビーは可愛いけど父親はダメンズすぎ。
女性陣のオーラ強し。
ファン・ダン・ジー監督の才気は初長編作品からみなぎっていた。

• #ベトナム映画の現在