カトー

映画検閲官(仮題)のカトーのレビュー・感想・評価

映画検閲官(仮題)(2021年製作の映画)
2.2
低予算と思われるインディーホラー
映倫みたいな所で働く女性が大変なことになるお話。

最近のインディーホラーに多い上品な雰囲気重視の映画かと思って観たらちょっと違った。確かに前半は雰囲気系なんだけど、中盤でえらいマヌケなシーンがあって、そこから一気にカオス系ホラーに突入... なんだけど正直ちょっと狙い過ぎな感じで新鮮味はなかったな。

後半のアスペクト比弄りはなかなか面白かったけど、展開的にはカタルシスを得られず。前半と後半で雰囲気がリンクしてそうでしてない感じがもどかしかった。

あと本編が85分しかないのに中盤でダレるのも惜しい。そんなこんなで作品に入り込めず、期待はずれだった。主演の女優さんがエリザベス・デビッキに似てるってとこに一番感心した。
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