このレビューはネタバレを含みます
前半は失踪した妹と思しき女優を探すサスペンスのような感じだけどどうやら様子がおかしい。
自分がかつて検閲した作品に影響されたと思しき殺人事件が起こり世間から非難囂々、やがて闇落ちしていくのだけど、時折見える幻影?などの演出は好きな部類。
正直前半から中盤までは結構かったるいかなーとか思っていたのだけど、終盤、主人公の精神が侵食されていく際の画面サイズが徐々にスタンダードサイズ(ブラウン管テレビのサイズ)になっていく演出や、ヴィデオドロームみたいな演出、そしてラストのサブリミナルなどの演出がどストライクだったので、結果としてとても楽しめた。