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K.G.F:CHAPTER 2のspitfireのレビュー・感想・評価

K.G.F:CHAPTER 2(2022年製作の映画)
4.5
遂にK.G.Fを手にしたロッキーが狂い咲く、激動のヤクザ・サーガ後編。Chapter1から立て続けに見て物凄くハイな状態でシアターを後にし、一晩開けてから猛烈な疲労を自覚するなどしておりました。そりゃ当日に感想書けない訳だわ。

序盤から人間関係の整理(物理)が始まること、加えて編集がブラッシュアップされたことで、チャプター1よりも映画としてだいぶ見やすくなりました。おかげで尺が1より長くても体感時間は短めでした。
それはそうとして常時キメみたいな映画であることに変わりはありません。狂王ロッキーはナメた奴を片っ端から打ちのめし、全てを手にし、インド史上最大の犯罪者として国家に楯突きます。日本語予告にも出てきたViolenceに愛されちゃう下り、実際に劇場で見ても名シーンですね。
一番の敵役であるサンジュもハチャメチャなビジュアルで暴れまわっており非常にポイントが高いですね。バイキングに傾倒して剣を振り回し人々を恐れさせるって、コイツも世界観がマフィア映画から逸脱しているのよ。

チネチッタLiveサウンドで鑑賞したんですが、chapter1の方が音が大きかった…というか刺さるように聞こえた気がします。逆に言うと2の方が聞き疲れなかったわけで、音響バランスが1→2で改善された可能性があります。どうなんだろ。
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