パルクールの動画を見るのにハマっていた時期に、観てみよう〜!と思っていたやつ。
子供が木から落ちて医者が「24時間以内の心臓移植が必要です」とのたまう雑な展開に笑わされても、話の筋は要らない映画なのでいいぞその調子だと思うものの、何だか妙にチンタラ進む……。
実写なのに、動くシーンに作画のリソースを割き過ぎたアニメみたいなことが起こっている。90分にする必要があったのかもしれないが、半分の時間で十分だった。
思えばのっけから、やけに空気がノンビリしていた。ビルの壁を登って朝日を眺める様子に、やっとのことで富士山登頂に成功して感無量のおじいちゃん感アリ。
パルクールのシーンは思ったより少ないけれど、転落女性救出のチームプレーが楽しかった。
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“ヤマカシ“って何語だ?日本語、ではないのか……?と思っていると、DVDの解説に「YAMAKASIという言葉の語源はコンゴ(旧ザイール)。リンガラ語で『超人』を意味する」とあった。
ちなみに、「ボンバイエ」はリンガラ語で「やっちまえ」という意味らしい。