ハヤト

セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記のハヤトのレビュー・感想・評価

3.9
脚本が良かった。
ふとした拍子に物語が混じり合い描かれたのは「いつの時代もヒーローは必ず現れる」。
どんなに時代が進んでも、悲しい事や辛い事は起きる。善がいれば悪がいる。仮面ライダーとゴレンジャーの原作者、つまり50年続く仮面ライダーとスーパーヒーローシリーズを生み出した石ノ森章太郎はただヒーローを描きたかったのではなく、人間を描きたかった。
物語を信じられなくなり、現実ばかりを見つめる大人は世界を壊し、いつも夢を見て良い世の中にする事を希望とするのが正義であるというのは、ヒーローものにも大事だし、そもそも私生活でもかなり大事な部分。セイバー達が守ったものはとても大きく、これからの人達がそれをいかに現実で叶えてくれるか、守り通してくれるかがとっても楽しみです。

途中、MCUオマージュっぽいところがあって「おっ!」って思った。あれはやっぱり絶望ですよね〜。
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