こぼちゃん

1秒先の彼女のこぼちゃんのレビュー・感想・評価

1秒先の彼女(2020年製作の映画)
4.1
監督・脚本 チェン・ユーシュン。恋人のいない女性郵便局員、バレンタインもすっぽかされるが、消えた一日が気になる。ラブ・ファンタジー。

2020年/第57回金馬奨で作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞、視覚効果賞を受賞。

きりんさん、梅ちゃんさんのレビューを見て視聴。ありがとうございます。何も準備せず笑えて、いつの間にか不思議な世界を体験しほっこり。

シャオチー(リー・ペイユー)は郵便局の窓口で働くアラサー女子、若くてチヤホヤされる後輩のウェン(ヘイ・ジャアジャア)に冗談交じりの愚痴を言いながら毎日過ごしている。シャオチーは小さい頃から何をするにもワンテンポ早く、かけっこのスタートや映画の笑う所、写真を撮る時もワンテンポ早いので、どの写真も目を瞑っている。目覚まし時計をかけても、いつも目覚まし時計より早く起きてしまう日々。

出会いの無い毎日にウンザリしていたシャオチーでしたが、バレンタインを目前にしたある日、公園で体操を教える、イケメン男子のウェンセン(ダンカン・チョウ)に声をかけられます。バスの運転手グアタイ(リウ・グァンティン)は毎日手紙を出しに郵便局にやってくる、変な常連客。

大切なバレンタインデーのデートのはずか、何故か、一日、消えていた。

シャオチーの楽しみは、美人の同僚を下ネタでからかい、ラジオを聞きながら恋ばなを楽しむこと。箪笥には、何故か、ヤモリおじさんがいて、人がなくした大切なものを取ってあり渡してくれます。シャオチーは笑うと上白石萌に似ていますが、変顔すると爬虫類かキャリー。

中盤からは、バスの運転手グアタイの目線での今迄の日々が明かされていく。そうなのとか、ストーカー???、神様の力???

人から見れば、違いがあったり損してることもあるかも知れない。それでも、郵便貯金のように積み立てた思いやあの時の小さな親切、大切な時間も、いつか幸せの満期に😍😍😍

野球場のある後楽園の遊園地と複合施設ラクーア。サウナで汗を流したり泡風呂やジェット風呂、屋外温泉で涼しい風にあたりながら湯ったり。サウナは、時間で香りをつけたロウリュウを実施。お兄さんはハイテンションで、垢すりお姉さんも元気。

塩とかも置いてあって、これを塗ってサウナに入ると、体がツルツルになりますが、うっかり切り傷や擦り傷があったり、垢すりお姉さんをほめ過ぎると、サービスでいつもより一生懸命してくれるので、涙目、必至です🤣🤣🤣
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