なーち

竜とそばかすの姫のなーちのレビュー・感想・評価

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)
3.1
【最終的に伝えたかったことは何?】

時代の流れに乗って作中に歌のシーンが入るのは致し方ないとして、世界観がほぼサマーウォーズすぎて真新しさが感じられなかった。
仮想世界での話がメインで、そこで悪者扱いされている竜が現実世界では誰なのか気になり探すのだけれども、、恋愛とか青春とかに繋がるのかと思っていたけどもそうでもないし、とにかく伝えたかったことは何?物語の終盤に近づくにつれて思うようになっていく。

世界観の描き方はやっぱり素晴らしいのだけれども、イマイチやりたいこと伝えたいことがよく見えないのは、細田守シリーズはありがちな気がする。題材がやっぱり人がメインだから何かを感じたくなってしまうのかもしれない。

曲はよかったね、耳に残るし、作品にも合っていたと思う。
主人公の同級生役がいくらちゃんだったのはビックリした(笑)違和感そんなになかったし。
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