はっきり言いましょう、本編より好きです！
きり見ごたえのある製作ドキュメンタリー。
町おこしをしたい住民たちと、本気で映画を撮りにきた役者・スタッフたちの熱き製作物語。かなりドラマチックなドキュメンタリーに仕上がっている。なぜなら、無事に製作後、公開日がコロナ禍にぶつかってしまったから…。
前半、撮影の裏側も惜しみなく見せてくれる。撮影の裏で奮闘する蒲郡の方々にほっこり。撮影現場に来てしまう住民たちにもほっこり。とくにお気に入りのやりとりが松田龍平がおばちゃんに「もっと売れなきゃ、頑張りな」って言われたところ。おばちゃん、その人めちゃくちゃ売れてる役者なのよw
後半、コロナ禍で公開延期が決まり、コロナ禍で公開されるまでの流れ。関係者の皆様は本当に苦しかったと思う。あの時の映画関係の人たちの苦悩を改めて知ることが出来た。
後半、“映画”とは何か？を山田孝之が語るシーンに、コロナ禍のエンタメに対する想いの全てが集約されていた。
様々な人の“映画への想い”が入り混じった良作。本編と合わせてぜひこちらもご覧ください〜。
