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くれなずめのRiのネタバレレビュー・内容・結末

くれなずめ(2021年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

めっちゃ好きな映画だった〜
男子高校生の日常+アルファな感じの雰囲気、好み
壮大な(?)ファンタジーな要素を日常にすとんと落とし込んでて面白い

仲良し六人組のそれぞれのキャラも、脇役の個性も凄くいい
前田敦子のヒステリックな声もちょうどいいし、滝藤さんとかパパイヤさんとか贅沢な(?)使われ方も面白い
城田優のシーンは下らなさが最高でめちゃくちゃ笑いました

吉尾は最初のカラオケのシーンや仙台の屋台での会話を見ても、結構寂しがり屋な性格だと思う
寂しがり屋だからきっとまた会いに来たし、花畑のシーンでは口では迷惑なんだと言いつつきっと皆を引き止めたかっただろう
皆ともうちょっとバカやって笑って、そんな時間を過ごしたいのに吉尾は寂しい気持ちをぐっと堪えてると分かる

夕焼けに向かって皆が吉尾を担ぐシーンや、ネジが吉尾に言った「また明日ね」っていうなんてことないのに凄く優しく聞こえる声音とか

明石は一番空気読めていつもフォロー入れられる奴なのに、吉尾父からのメールの後は冷静で居られなくなって飲み屋でキレるシーンとか

吉尾がマッチョにイビられてる時、思わず楯突いたソースが
我慢できずにスーパーでは膝から崩れ落ちるシーンとか
名場面多すぎて選べない
さり気ないのに暑苦しい友情物語だった
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