Iha

出櫃 中国 LGBTの叫びのIhaのレビュー・感想・評価

出櫃 中国 LGBTの叫び(2019年製作の映画)
3.5
最愛の一人娘が嫌悪の対象、同性愛者。全く理解のない母親がかわいい。「私のメンツはどうなるんだ。同性愛者は泥棒のように日陰で生きるしかない」 恋人と付き合い、その幸せの延長に母親の理解を得ようとするも駄々っ子のような拒絶にあう。メンツとは所詮狂気。
どう振る舞い、どう話し、どう生活するか。すべての前提としての「規範」がある。どんだけくだらないことでも、それがなければ泣きわめく世界が広がるしかないのだろう。中国の庶民的な人々の守らなければならない小さな世間体に共感と同情。
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