もめん豆腐

エスター ファースト・キルのもめん豆腐のネタバレレビュー・内容・結末

4.6

このレビューはネタバレを含みます

Part2がPart1を超えてキターーー!世間の評価は低いみたいだけど、こっちの方が断然おもしろかった!貧相な集中力のポンコツがラストまで一気に観られたよ。残念な点は、やはりイザベル・ファーマンが実年齢を隠しきれない大人の顔になってて、繋がりがおかしいところ。もう、そこは仕方ない、目をつぶろう。だってそこを凌駕するおもしろさだったんだもの。
思い起こせば、プロローグから非常にうまかった。人の良さ丸出しのセラピストさんが出てきた瞬間、フラグが立った🏳こんな無防備な人、殺されに来たようなもんよ。しかも注意を受けても、どこか呑気な様子。おまけに警備員も間抜けで3人ともブッコロされた。今回改めてエスター(正確にいえばまだリーナだけど、面倒くさいからエスターってことにして書く)のブッコロし方は、頭の壁打ちが多いことに気づいた。大の男の頭をガンガン打ち付けたり、ザクザク刺したり、がお得意らしい。実際の殺人事件でも刺し傷が多いと犯人が女性のケースが多いそう。力がなくて刺す回数が増えるんだって。まあそれは、致命傷を与えきれない非力な人の場合なんだけど、エスターは殺しが楽しいから執拗に刺しまくる。前回のコールマン家のジョンもサクサク刺されてたっけ。あの人生きてるのかな?
それと今回もエスターの倒された後の動きの素早さは、初代タイガーマスク(佐山聡さん)を彷彿させたわよ。ジョン・ウィックより早くてよ!奥さま。
Part2の今回、エスターのサイコパスを凌駕するぶっ飛んだ親子が登場したことに、吹き出した。それはそれは、想像の斜め上過ぎて、前回の“養母と同世代”設定より想像し得ない展開に、なぜかエスターを応援する羽目に陥って、軽く混乱した。駅でのスライディングバッグキャッチなんて、巻き戻して2回観ちゃった😼屋敷での母息子VSエスターは見応えあったわ〜。この屋敷が燃える場面を“あの絵”で再現してたのね〜、いや〜地獄絵図だったわね。
今回のお母さん役が『オーメン』の時の様に子供に苦しめられるパターンかと、当初はダブって見えたんだけど、刑事を銃で殺す様が恐ろしゅうございました。
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