OSHO

フラ・フラダンスのOSHOのレビュー・感想・評価

フラ・フラダンス(2021年製作の映画)
3.6
「スパリゾートハワイアンズ」の新人ダンサー5人を描いた美少女アニメ映画。

1年間の物語だけど、いわゆる青春映画で、ストーリーも想定の範囲内だけど、安心して観られる感じも良かった。

舞台裏を丁寧に描いているし、スパリゾートハワイアンズの協力であってつくられた映画ということがわかる。そして、スパリゾートハワイアンズの裏側もわかるウンチク系映画にもなっている。

5人の新人は…
・ひわ(主人公)5人で唯一フラダンスの経験はないけど、東日本大震災でなくなった姉はハワイアンズでフラガールをしていた。
・かんな…フラ甲子園優勝の実力派だけど、鼻につくタイプ
・らんこ…太っているけど、踊りは安定
・しおん…緊張するタイプで笑顔が苦手
・オハナ…ハワイ出身の来日ダンサー

よくありがちなベタな組み合わせだけど、安定の面白さだった。

同じフラガールの物語としては、松雪泰子さん、蒼井優さんらの『フラガール』が有名だけど、
『フラガール』はハワイアンズ初期の悲壮感も漂っていたけど、
『フラ・フラダンス』はいまどきで悲壮感もほとんどない。

ゆるく観るには良い映画だけど、ファンタジーの要素はいらなかったと思った。

※ディーンフジオカさんは声優としては決して悪くはないけど、アニメの顔とディーンフジオカさんの声は合ってなかった^^;
OSHO

OSHO