俺はガキの頃
マフィアに憧れた
スリーピースのダブルのスーツ
ストールにBorsalino
正直マジでなろうと思った時も有ったけど
ガキの頃は今以上にビビりだったし
キャラが違った
俺はナニよりも女好き
今でもずっとモテたいし
女を笑かしていたい
まぁ今回は原点回帰じゃねぇけど
久し振りに全作品観ようと思い
1から一気に観た
過去に観た3では無くこの最終章
コーダを観た
物語の前にいきなりコッポラが出て来て
あーだコーダ言うんだ
あーだコーダの後
物語は始まる
なんか淀川長治の日曜洋画劇場の様でなかなか良い
この作品はゴッドファーザー3では無く
コーダなのだ
『コーダ(coda)とは楽曲において独立してつくられた終結部分をいい、しばしば主題部とは違う主題により別につくられているものを指す。』
…らしい
ちなみにあの聾の作品『コーダ あいのうた』
のコーダとは意味が違う
『コーダ(CODA, Children of Deaf Adults)とは、きこえない・きこえにくい親をもつ聞こえる子どものことを指す。』
…らしい
時代は1979年にまで飛ぶ
ソフィア・コッポラの苦虫を噛み潰したような顔
決してそこまで可愛くは無いソフィア・コッポラのそのキツい顔
何故か俺は徐々に好きになって行く
俺の好きな野川由美子に少し似てるからか?
女の顔ってのは可愛いから好きになるワケじゃ無いって事に
なんか気付いた
好きになる顔の理由に
可愛いさはもうあんま関係ない様だ
あくまでも俺の場合の話だが
しかもソフィア・コッポラは演技が下手だとか言われてて
てか日本人の俺には外人の演技が下手とかわからん
とにかくこの作品ではイマイチ評価されて無い
正直ソコも良い
俺は好きなのに皆んなに嫌われてるヤツってのは
皆んなが知らん
俺にしかわからん
そんな何か素敵な魅力が有りそうで
興味湧く
てか別に嫌われちゃあいねぇなw
そんな俺の阿呆な話はさておき
元嫁のケイ
再婚してたのか?
息子のコンサートを観にシチリアに来た時
旦那は重要な法廷が有って来れないとか言ってた
アレは昔話を絡めたジョークなのか?
一瞬思ったが
まぁジョークだろう
そして年老いてパワーを失ったマイケルが見事に描かれているが
愛されていたとは驚きだ
あの告白の様なカミングアウトするシーンは
一瞬だったが鳥肌が立った
あの瞬間に死ねたら愛は永遠かも知れん
家族の為に嫁という家族を犠牲にしたはずのマイケル
それなのに
愛の灯は消えて無かった
凄く羨ましい
俺は一時停止をして
数分固まってしまった
色々自分の過去を振り返ると感慨深い
きっとこの先もこんなサプライズの様な事は無いだろう
無くて当たり前だ
それが俺の代償だ
俺の勝手な使命感で
俺がやった事
犠牲や非難
コレからだって
屁でも無いわ
俺を舐めたら
ケガするぜ
胸を張れ龍之介
…
独り言です
失礼
しかし凄い作品だよ
昔観た時は3はつまらんとか言ってたけど
1から一気に観たらモノ凄い
3はこのコーダ版が良かったせいも有るのかも知れんが
3部作全部足したら濃厚過ぎてワンスアポン以上よ
まさに無敵ってヤツ
コッポラ
マリオ・プーゾ
ニーノ・ロータ
アル・パチーノ
デニーロ
マーロン・ブランド
その他
構成
美術
映像
音楽
雰囲気
名シーンの数々
突き刺さる言葉の数々
この物語から得る事の多さ
何もかもがMARVELOUS
映画史上最高傑作と言われた意味がやっとわかった
そして昔
3部作で一番つまらんと言った
ゴッドファーザー3も近日観てみよう
一番大切な者を失う
当然の報い
生きる事の意味
自己犠牲
過去
代償
瞬間
この作品のどこがどう良い悪いとか
どうでも良い
まぁ言いたくなって言ったけどw
多くを考え感じた
これこそ映画
てなワケで
当分余韻に浸って色々考えるわ
んでは👋