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『クライマーズ・ハイ』に投稿された感想・評価

ぶみ

ぶみの感想・評価

3.5
命を追った、あの夏。

横山秀夫が上梓した同名小説を、原田眞人監督、堤真一主演により映像化したドラマ。
未曽有の大惨事となった飛行機墜落事故を取材する新聞記者等の姿を描く。
原作は未読。
主人公となる北関東新聞社の記者を堤、同新聞社の上司や同僚を堺雅人、尾野真千子、遠藤憲一、田口トモロヲ、堀部圭亮、金子和、マギー、滝藤賢一、皆川猿時、でんでん、矢島健一、樋渡真司、山田明郷、矢柴俊博、中村育二、螢雪次朗等が演じているほか、野波麻帆、西田尚美、小澤征悦、髙嶋政宏、山﨑努といった老若男女問わず、錚々たるメンバーが勢揃い。
物語は、架空の新聞社である北関東新聞社の記者を主人公としているが、原作者自身が元上毛新聞社の記者であり、実際に取材に当たった1985年8月12日の日本航空123便墜落事故を題材としているため、ノンフィクションをベースとしたフィクションとなっていることから、全体的な印象としては半ドキュメンタリーか再現ドラマを見ているかのよう。
ただ、前述のような事故を扱ってはいるものの、その事故そのものよりも、その後、記者がどのように取材をし、記事を書き、様々な取捨選択を瞬時にしなければならない様を臨場感溢れるタッチで描いているため、パニック・スペクタクルではなく、新聞社のお仕事ムービーとして楽しめるものとなっている。
特に、事故が起きた昭和末期である昭和60年当時は、今のようなスマホはもちろん、携帯電話すら一般的には普及しておらず、ポケベルが最先端の機器だった時代であるため、情報をいかにして手に入れるか、またそれを伝えるかの大変さが手に取るように伝わってくる内容となっているとともに、尾野真千子演じる記者が乗るクルマが、当時我が家にあった初代FFモデルとなる8代目トヨタ・コロナの中でも、レアな5ドアモデルであったのには、テンションが上がった次第。
と、同様に、当時はそんなに話題にはなっていなかったものの、500段近くの階段を下りないと駅舎からホームに到達できないことから、今や「日本一のモグラ駅」とも称される、上越線の秘境駅、土合駅が登場していたのも鉄道好きには見逃せないポイント。
加えて、作品自体は2008年公開と、今から15年前であるため、当然のことながら、キャストは全員若いものの、堤は今とは変わらずだし、堺の目力は当時から健在であるし、はたまた滝藤や皆川の怪演はインパクトが残るものとなっているなか、今では、邦画界の名脇役となっているでんでんが、当時から良い意味で今と変わらず老けた風貌であったことや、渋さ満点の小澤の若かりし頃の姿を見ることができるのも、少し前の作品ならでは。
正直、台詞がよく聞き取れなかったり、蛇足だなあと思うシーンがあったり、はたまたフィクションに徹しず、中途半端に実際の事故を題材としていることから、どのような視点で観ればよいのか、わからない部分はあるものの、前述のように、新聞社のお仕事ムービーとしては満足いく出来栄えであるとともに、昭和の煙草臭くてむせかえるような雰囲気を堪能できる一作。

これ、一面トップで。
OSHO

OSHOの感想・評価

3.3
1985年8月12日に起きた日航機墜落事故をテーマにした映画。羽田空港発、伊丹空港行きの日航機が群馬県の御巣鷹山に墜落。520人もの人たちが亡くなった。

このときの地元群馬の新聞記者たちの物語。
事故は事実だけど、新聞記者のストーリーはたぶんフィクション。

インターネットもドローンもない時代、日航ジャンボ機が消息不明になった…次に群馬と埼玉と長野の県境あたりに落ちたようだ…という情報が入る。
そこから地元の地方新聞はどう動くという話し。

映画としては、最高の素材だし、
地元の新聞社の数日の流れをドキュメンタリー調に時系列に流すだけで十分に面白い映画になったと思うけど、
日航機墜落事故と関係ないドラマを差し込んでくる。そして、その余計なドラマが面白くない。

その余計なドラマを減らして2時間以内に収めてたら、名作になっていたと思う。

主演の堤真一他、遠藤憲一、尾野真千子、堺雅人、滝藤賢一、でんでんたちの俳優陣の演技はなかなかでした。
ゴン吉

ゴン吉の感想・評価

4.1
1985年8月に起きた御巣鷹山日航機墜落事故をもとに地元ローカル新聞社の奮闘を描いた作品。
原作は横山秀夫による日本の小説で、週刊文春ミステリーベストテン2003年第1位、2004年本屋大賞第2位を受賞した。 
堤真一が主演、堺雅人、尾野真千子、遠藤憲一、高嶋政宏、山崎努らが共演。  

1985年8月12日。群馬のローカル新聞である北関東新聞社で遊軍記者を務める悠木和雅(堤真一)は登山が趣味で、友人と谷川岳登山に出かけるために退社しようとしたまさにその時に、羽田発大阪行きの乗客乗員524人を乗せた日航ジャンボ機123便がレーダーから消えたとの連絡が入る。新聞社のある群馬もしくは長野に日航機が墜落したらしい。悠木は社長(山崎努)に呼び出され、本件の全権デスクを命ぜられる。地元で起きた世界最大規模の航空事故なだけに、大手全国紙との取材合戦がはじまり、悠木も2名の記者を墜落現場の御巣鷹山に派遣するが....  

現場の取材記者、デスクの編集部はもとより、広告、印刷、配送などの担当部署の新聞社内での人間ドラマが描かれている。
新聞発行に関わる人々の立場の違いによるそれぞれの熱き思いが伝わります。
墜落現場のシーンもあり、当時の状況がよくわかる。
中曽根康弘総理大臣の靖国神社参拝の時事ニュースなども取り上げられており、当時の世相も描かれいて興味深い。
果たして地方のローカル誌が、どこまで事故の真相に迫り、スクープを記事に出来るのか注目です。
「航空史上未曾有の犠牲者を出した日航機123便の事故原因には、諸説がある。事故調は隔壁破壊と関連して事故機に急減圧があったとしている。しかし、運航関係者の間には急減圧はなかったという意見もある。再調査を望む声は、いまだ止まない。」  

2023.8 NHK BSPで鑑賞 
第32回日本アカデミー賞で優秀作品賞、優秀監督賞、優秀脚本賞、優秀主演男優賞、優秀助演男優賞まど10部門で受賞(2009年)

『クライマーズ・ハイ』に似ている作品

突入せよ!「あさま山荘」事件

上映日:

2002年05月11日

製作国:

上映時間:

133分

ジャンル:

3.3

あらすじ

1972年2月19日。連合赤軍の5人が「あさま山荘」に女性ひとりを人質に立てこもった。それにより長野県警と警視庁の猛者たちが繰り広げた、10日間にも及ぶ攻防が始まる。「人質を必ず生きて救出…

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