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声優夫婦の甘くない生活のpluviaのレビュー・感想・評価

声優夫婦の甘くない生活(2019年製作の映画)
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ミンスク生まれのエフゲニー・ルーマン監督(Wikipedia参照)が、
監督自身も1990年に家族とイスラエルに移住している体験をもとに、リアルな姿を描き出す。

1990年、ソ連からイスラエルへ移民したヴィクトルとラヤの夫婦。2人はソ連に届くハリウッドやヨーロッパ映画の吹き替えで活躍した声優夫婦だった。
第2の人生を謳歌するつもりで移民をしたものの、イスラエルでは声優の需要がないという現実に直面してしまう。生活のためにラヤは夫に内緒でテレフォンセックスの仕事に就き、ヴィクトルは海賊版レンタルビデオ店で再び声優の職を得るが…。


監督の出身地ミンスクは、ミンスク合意(ミンスク議定書、2014年にウクライナ、ロシア連邦、ドネツク人民共和国、ルガンスク人民共和国が調印した、ドンバス地域における戦闘の停止について合意した文書)が調印された地です。
(政治の話はしたくないのでしませんし、だから何という話でもありません。そういった平和に向けての合意がかつてはあったというような話です。)
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