不謹慎の極み。
だが
これをやり遂げる度胸が凄い。
サシャ・バロン・コーエンの存在は不思議だ。
迷惑YouTuberとドッキリ仕掛け人を政治メッセージ詰め込んで100倍の規模で映画にした作品とも言えるか。
元の作品は観る気が起きなかったが、つい観てしまった。
見せ場は2つ。
トランプ大統領政権時のペンス副大統領のコンベンションに潜入し、金髪にした自分の娘を貢ぎにいく場面。しかも、ペンス副大統領のことを「ペニス副大統領! ペニス! ペニス!」って叫んで担ぎ出される 笑
もう一つ最大の山場は、クライマックス。
元N.Y市長でトランプ大統領の側近のジュリアーニのインタビューに彼女を送り込み、ジュリアーニがハニートラップに引っかかる場面。思い切りボディタッチした上でベッドでその気になってる 笑
これは日本だと麻生大臣にハニトラ仕掛けてそのまま公開する感じか。。笑
他の女性蔑視、ユダヤ人にまつわるブラックジョーク、コロナネタと、間を埋めてる感じのモキュメンタリーはそこまで面白いとは思わなかった。
逮捕も恐れないサシャバロンコーエンが恐るべし。
アカデミー助演女優賞ノミネートの娘役のマリアバカローバの変身ぶりは見事。
日本では作れない映画、というか作る人がいない気がする 笑