157 2020/10/31 東京国際映画祭1本目
ドーバー海峡が隔てるイギリスとフランス、2つの家族、宗教、様々な対比。
雄大に聳え立つドーバーの白壁がとても美しく印象的。
セリフよりも映像で繊細な心の動きを描く、とてもとてもとても好きなタイプの映画でした。
やっぱり東京国際映画祭大好き。
隠されていた事実を知ってしまうと、
過去の良き思い出までドミノ倒しのように崩れ落ちていく錯覚。
知りたくなかった秘密も、気まずい対峙も、
どれ一つ欠けても辿り着かなかった新境地。
悲しみも苦しみも人生にムダなんてない、
生きていれば良いことがある、って思わせてもらった。