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石像の素敵な大冒険
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石像の素敵な大冒険の作品紹介

石像の素敵な大冒険のあらすじ

平凡な自分の存在に嫌気がさした1体の石像は、ルーブル美術館を抜け出し、パリの街の現実に立ち向かう。

石像の素敵な大冒険の監督

石像の素敵な大冒険の出演者

原題
Les extraordinaires mésaventures de la jeune fille de /The Marvelous Misadventures of the Stone Ladypierre
製作年
2020年
製作国
フランスポルトガル
上映時間
20分
ジャンル
ファンタジーショートフィルム・短編

『石像の素敵な大冒険』に投稿された感想・評価

【自由の温度】

最近、Eテレで「みんなのうた」の特集をよく見かける。
何でも放送開始から60年だそうだ。
・・・凄いね~。本当に凄いことだと思う。

たぶん、日本人なら番組の中でかかった曲のどれかは絶対聞いたことあるよね。
番組を熱心に見ていなくても、いつか、どこかで耳にしていると思うな。
「一円玉の旅がらす」「北風小僧の寒太郎」「コンピューターおばあちゃん」「赤鬼と青鬼のタンゴ」などなど・・・。
最近だったら「パプリカ」とかもそうだよね。

で、僕のお気に入りは大貫妙子さんの「メトロポリタン美術館(ミュージアム)」って言う曲。
クレイアニメみたいな感じの映像と大貫妙子さんのほんわかした声が心地よくて、未だに頭の中に流れることがあります。
で、偶然先日Eテレ見てたら丁度これが流れてて、嬉しさやら懐かしさやらでなんだか泣けてきました。
・・ダメね~、最近涙もろいのかな。たぶん涙腺のゴムパッキンがタルタルなんだと思う(笑)

で、この作品のジャケットやタイトルを見かけた時にフっとその曲が頭に浮かんで、そのままの流れで鑑賞となりました。
ま、結論から言うと、テイストは全然違いましたけどね(笑)。

・・・舞台は、かの有名な「ルーブル美術館」。
毎日沢山の見学者が訪れる賑やかな場所で、人知れず疎外感を感じる1体の石像。
確かに見た目は普通。取り立てて特徴的なところは何もない。
見学者達の評価は「珍しいくらいの平凡」。

(どうせ誰も私のことなんか見てないんだわ・・・・)

閉館時間が過ぎたころ、彼女の横に一体の石像がふわりと舞い降りる。
それは「サモトラケのニケ」だった。

ニケは石像に「夜の美術館の冒険」を提案する。
ルールは簡単。
1、美術館から出ないこと
2、人目を避けること
3、自分の身を守ること

しかし「平凡」を嫌った石像はルールを破って美術館の外へ飛び出す。
そこには人間達が謳歌する「きらめく自由」があるはずだった。それは決して自分にはないもの。

でも、彼女が見た世界は「不平等」「不寛容」と戦う人間同士の姿だった。

「平凡」も「不平等」も時代と共にその表情は常にうつろう。
しかし、真理の部分では何も変わっていない。
もしかしたら数百年のうちに、この石像の評価は変わるかもしれない。
いや、たとえ変わらなかったとしても、平凡であり続けるという事は案外素敵なことなのかもしれない。

「平凡」を放棄すれば、もしかしたら「非凡」であり続ける努力を強いられることにも繋がる。
誰しもが本来持っているはずの「自由」という当たり前の権利を得るために戦わなければいけない人間達という矛盾。

(「普通の幸せ」を手に入れるために人間は戦うのか・・・・)

もしかするとルーブル美術館という特別な場所で、永遠に「平凡な作品」で居続ける事自体が、石像にとっての最高の評価であり存在意義なのかもしれない。
ポチ

ポチの感想・評価

3.4
ルーブル美術館に展示されている数々の作品(。・ω・。)誰もが知る作品が並ぶが……
(そもそも建物がとっても美しい…✨)

有名過ぎる彫刻が動き出し、近くの仲間が自由に動けるよう魔法??をかける✨
自由と言ってもルールはある( ᐛ )و✨

その中で楽しめばあんな事にはならなかったが……
ルールを破り外の世界で見てきた物が衝撃だった……

現代の言葉と知識がバッチリ備わってる所が不思議だったけど💦
真面目な内容も含んでいたりと、楽しいだけでは無い作品でした🎶
tetsu

tetsuの感想・評価

3.7
世界の短編映画を無料配信しているHoppy Happy Theaterで鑑賞。

ルーブル美術館にある有名な絵画『民衆を導く自由の女神』。そんな名画を前に、いつも素通りされてしまう可哀想な女性の石像がいた。人がいなくなった夜、動き出した石像は……。

あらすじからも、「まんま『ナイトミュージアム』やん!!」となりつつも、蓋を空けてみれば、思わぬ方向へ進んでいく意外なファンタジー短編。

動き出した展示品の目線で話が進んでいくという部分も、かなり、珍しいが、そこから発展していく中盤以降の展開や、その撮影方法が中々に楽しい。

冒頭の名画解説シーンが思わぬ形で活きていく後半戦の社会派なメッセージなど、かなり、作り手の個性が色濃く、監督の他作品も観たくなる佳作だった。
(それゆえに、ラストには、若干の肩透かしも食らったけれど……。)


参考

石像の素敵な大冒険 | HOPPY HAPPY SHORT FILMS | HOPPY HAPPY THEATER
https://hoppy-happy-theater.com/shortfilms/170/ 
(本編はコチラ。)