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シカゴ7裁判のharukaHのレビュー・感想・評価

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)
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戦争?裁判?
堅そうだし難しそうだよね

でもそれって外郭の話でそこはベースにはなっているけれど、

大事なのはそこじゃない
世の中は今も昔もクソで
見えない何かに押し付けられてるって事だ

それをベトナム戦争や黒人差別、JFKの暗殺などの歴史的に変革期となった「1969」を題材にしている事だ

Netflixの煽りには理不尽なと書かれていたけれど、
正確には不条理なではないかと個人的に思う。
なぜなら法という理(ことわり)さえ辻褄が合わなくなっていることを描いているから。

この作品はこれらの今も変わらずクソだが、そんなクソな世の中を昔も変わらないクソだったということを人間味あふれる形で表現している作品だと思う。
ただ諦観ではなくクソだと思っているなら沈黙は賛同になるということもメッセージとして伝わってくる気がする。

まだできる事はあるんだろうか?
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