きゃら

剣客のきゃらのレビュー・感想・評価

剣客(2020年製作の映画)
3.6
剣を使ったアクション満載で楽しめました!

17世紀の朝鮮が舞台。
主人公は若い頃、王の近衛兵で最強の剣の使い手の武人であったが月日を経た現在は娘と2人で人里離れたところで静かに暮らしている。
過去の無理がたたり眼の病気を抱えた彼を心配した娘は病気を治そうと彼を都に連れて来る。
そんな中、人身売買を行う中華の清の使節に娘を奪われ…というストーリー。

主人公は寡黙で世捨て人のような雰囲気ですが、めちゃくちゃ強いです。
るろ剣の剣心やジョン・ウィックを思い出しました。
演じている俳優さんもカッコ良いです。
たった1人で闘い、剣を使ったアクションシーンは時にはアクロバティックであったり敵との一騎打ちもあり、スピーディで見応えがありました。

大勢に銃を向けられたときは敵を盾にしてしのぎ、彼の持つ剣は先が2つに分かれていて時にはそこに相手の刀を挟んで応戦したりします。
バラエティに富んだアクションが良かったです。

主人公の若い時は別の俳優さんが演じていましたが、この俳優さんもクールな眼力が印象的で長髪に近衛兵?の衣装が似合っててとても素敵でした。

敵役達も個性があり悪を体現していて、そんな悪を1人で容赦なく倒していく勧善懲悪でシンプルなところがとても好きです。

最近の邦画ではこういうのはあまり無いので邦画でも作っていただきたいです。
きゃら

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