”違和感を感じたなら疑え”
そういうキャッチコピーだったような気がするからアンテナを張りながら鑑賞していたけど、むしろ違和感だらけで何処のことを指していたのかわからず。
それとも作品全体がそうなのか…
正直、あんまりわからなかった。
自分なりに、ここはこういう事だったのかとか、一応の解釈はしてみたけれど合っているかどうかは全くわからない。
監督に説明してもらいたい気持ちと、このままわからんままの方がいいんじゃないかという気持ちが丁度半分ずつ。
一人の青年をカメラがほぼほぼ追いかけているような構図。
同棲中の女性と喧嘩し、家を飛び出して実家に帰省する青年。
帰省先で中学時代の同級生のミーコと再会して…
意味深な女性の後ろ姿だけを描いた絵
何語でもない言葉
カメラに語りかける人たち
扇風機視点
独特過ぎる光の映像と不気味なサウンド
あらすじにも書いてある通り、記憶なのか現実なのか、はたまた幻覚なのか。
そして、死者と生者が入り交じっている世界なのか、もしくはその狭間なのか。
わかりそうでわからないし、それでも時間が経つにつれどんどん引き込まれていく不思議な世界観で、自分もそこに誘われていくような感覚。
その世界観を味わえただけでも観て良かった。
10月が終わり11月になる瞬間ぐらいに観終わるという文字通りの滑り込み鑑賞。
そして、余裕を持って観たら良かったと激しく後悔。
わからないシーンがあって観直そうと思っても、もう観れなくなってしまった(꒪д꒪II
次はいつ観れるのか…
P.S.
読み方『巳巳巳(みいこ)』?