寂々兵

サンチャゴに雨が降るの寂々兵のレビュー・感想・評価

サンチャゴに雨が降る(1975年製作の映画)
3.3
チリ軍事クーデターをドキュメンタリータッチで描く映画で、同じテーマの作品といえばガヴラスの『ミッシング』、ポランスキーの『死と処女』、リティンの『戒厳令下チリ潜入記』、山下耕作の『戒厳令の夜』なんかがあるが、傑作か否かはさて置きまあ揃いも揃って地味なもんで、本作も例に漏れず恐ろしく淡々としているんだが、アストル・ピアソラの音楽が意外と主張してて堅苦しさは残らなかった。ビデオ題『特攻要塞都市』は何の冗談だよ。
寂々兵

寂々兵