冒頭の、ひとつひとつゆっくりゆっくり小さな命を丁寧に救っていくシークエンスが素晴らしかった。泣きそうになった。コメディとシリアス、日常と緊急事態、スピード感とスロー感などあらゆる対比が立体的な素晴らしい掴みだったと思う。
パスタを使って次元を説明する手際、
フィクションの中でのハッタリ科学としてとてもスマートで感心した。
特に思い入れのあるキャラクターではないので、
ずっと緊張感キープして楽しめたわけではないけど、予習不要で単独作品として成立してるだけで拍手したい。
アクションがガチャガチャしてくると他のアメコミ作品と差別化ができなくなるので、やっぱり冒頭が一番よかった。