ペコリンゴ

スパイ・ウルトラのペコリンゴのレビュー・感想・評価

スパイ・ウルトラ(2019年製作の映画)
3.0
記録。
終わらないモノローグ。

『ミッション:インポッシブル』スタッフが放つ、なんて言われると期待しちゃうのだがそれが良いのか悪いのか…。

新作ゲームの発表会のためにニューメキシコに行くはずがメキシコに着いてしまったゲームクリエイターの主人公。それだけでも大事なのだが、身に覚えのない「重要なブツ」を持っているとの疑いからCIAを名乗る怪しい面々に追われることに…。

メキシコ産スパイコメディアクションである本作、割と序盤は悪くない気がするんですよね。コメディの比重が高いのはすぐ分かったし、主人公の独白はいかにもオタクっぽくてキャラクターの色がよく出てる。ポップで飛び道具的な演出も楽しい。え?これが2.5点?て思ったもんですよ、最初はね。

けど、なんでもやり過ぎると引いちゃうとこがあるもので、これが終始続くとちょっと疲れてきちゃうというか食傷気味。要するにクドイんですね。その割に薄味で、次の日には忘れちゃうような内容なのは如何なものか。

主人公が巻き込まれ役なので、ヒロイックなパートは戦う女スパイのヒロインが担当。主人公曰く絶世の美女らしいのだが、僕の目にはそうは見えなかったのが残念だ。まぁ好みの問題ですからね。強そうなお顔ではありました。

まぁ文句垂れましたが、鑑賞中はそれなりに楽しんでた気はします。それを覚えてないってだけ(笑)