前作『スパイダーマン:スパイダーバース』があんまりノレなかっただけに、
もう、追わなくてもいいかと思っていた
が
うっかり予告編を見てしまい
映像の凄さよりも
主役のマイルスがひとり反逆を起こすストーリーと知り見たくなった
アニメーションの枠をぶっ壊し 最早
アートだと豪語する方々が後から後から
溢れてきて 高評価の波に呑まれてしまった
が
長い
長くて瞼が重くて短い寝落ちを繰り返し
隣の若者の視線が気になる
ガクンと首を曲げる 肘がガクンと曲がる
とにかく眠い
しかし流石にクライマックスあたりは
私の大好きな俳優の声の出演に
嫌でもアガる
次回作はこの二人との対決が待ってるのね
見なきゃ
グウェンとマイルスの淡い恋心を
背中で見せる しかも逆さまに
グウェンのポニーテールが立ってる画は
とってもキュート
映像の革命とも言うべきか
実写を取り入れたり違うタッチのキャラクターや水彩画や賑やかなポップな背景の描写 大勢のアニーメーターさんの気が遠くなるような努力の賜物
その苦労が
観客の度肝を抜いたのは
わかる
この作品を皮切りに
これからも石のように凝り固まった
昭和の石頭をかち割ってくれるような
作品が登場してくるのかなー
新しいモノに対して寛容でいたいけど
まだ付いて行けてない気がする今日この頃