1910年にバルセロナで生まれ、95年にニューヨークで没した実在の画家ジュゼップ・バルトリの人生を描いた長編アニメーション。
1939年、スペイン内戦の戦火を逃れた人々が難民となって隣国のフランスに押し寄せる。しかし彼らはフランス政府によって強制収容所に閉じ込められ、想像を絶する劣悪な環境での過酷な難民生活を強いられることに。そんな難民の一人で画家のジュゼップ・バルトリは、どんなに悲惨な状況にあっても、ただひたすらに絵を描き続けていた。やがて…。
風刺画家オーレルの初監督作品。
日本では「東京アニメアワードフェスティバル2021」コンペティション部門で長編グランプリを受賞
カンヌ国際映画祭(2020年)出品作品