カルロスあきお

ジョン・ウィック:コンセクエンスのカルロスあきおのレビュー・感想・評価

4.2
映画館で鑑賞

ジョン・ウィックシリーズの4作目。
今回はコンセクエンス(報い)がサブタイトル。

裏社会の掟を破り、粛清の包囲網から抜け出したが自由は死ぬまでない。
自由になる為に、すべてを牛耳る主席連合に挑む。。。

今作もジョン・ウィックは基本、休む事なく戦って向かってくる殺し屋を一掃していく!
今まで色んな戦い方をしていたが、今作で印象的だったのがヌンチャクで戦うシーン!!(ヌン・フー)
ブルー・スリーの様な俊敏さはあまりないけど、うまく武器として戦っていて使い終わったら首に巻く姿は良かった。笑

今作は様々な都市にも訪れるジョン・ウィック。
まさか大阪に来るとは!!
大阪のコンチネンタルホテルには支配人として真田広之さんが登場し、ジョン・ウィックとは旧友。
手助けしてくれる真田広之さんもアクションバリバリで刀を使いながら戦う所はめちゃくちゃカッコよかった!!

同じ旧友でドニー・イェンが盲目の殺し屋で出てきたが、今作で1番カッコよかったかも!
仕込み刀の杖を使いながら戦う所は座頭市の様でカッコいいし、ドニー・イェン本来のカンフーも素晴らしかった。

主席連合で勢力を伸ばし、今作の敵になるグラモン侯爵はペニーワイズのビル・スカルスガルド。
少しニヤッとするとペニーワイズがチラつく。笑
とにかく、ジョン・ウィックの追い込み方がいやらしく冷酷な感じも役として良かった。

アクションシーンで面白かったのが、カメラワークで良かったのが真上から見ている様な撮り方。(マリグナントも同じ撮り方があった)
まるでゲーム画面みたいで殺し屋がどこから出てきてジョン・ウィックがどうやってやっつけるのかが斬新な見え方ができるのですごく好きなカメラワークだった。

終盤のシーンも映像として朝焼けがすごく綺麗でバトルシーンも見応えがあって最高の締めくくりだった。

アクションもストーリーの終着点も見どころが満載で169分で長いけど、あまり時間を感じさせないくらいずっと楽しめた素晴らしい映画でした。