試写会で。
久しぶりのトランスフォーマー実写版シリーズ。
「最後の騎士王」で底まで叩きつけられ「バンブルビー」で希望を見出し本作で「今後も楽しみだ！」まで回復。
1作目、バンブルビーの系譜を継ぐ「異星人と地球人の友情」物語。
スケールはより大きく、トランスフォーマー達の死に様はいつも通り惨く。
「バンブルビー」と同じようにベイ版の爆発の景気の良さや異常性はなりを潜めているが、機械だから大丈夫でしょ！と開きなかった死に様のオンパレードで個人的には満足。
社会性で言えばトランスフォーマー実写版随一ではないだろうか。
白人の管理職に「君のような人間がチームにいると困る」と面接すた拒まれるメキシコ系主人公。
白人の上司にインターン生として手柄を搾取される黒人のヒロイン。
そして出逢う異星人。
ここまで明快な有色人種の、移民の物語を本作のようなブロックバスターで出来ることが羨ましい。
他人種間での、多種族間での、信頼と協力の物語。
終盤の展開に「ええ！？まじかよ！！そんな事していいんだ！！」が詰まってたし、最後の最後まで「君たち、やる気だね！？」が待っているので、満足度は高かったです。
IMAXで観直したい。夜間のシーンが結構多いし、ディテールの確認は大画面でこそなので。
