夫が見てたので横目で見始めて途中から合流。最初からちゃんと見りゃ良かったなー。
元有名料理人が山奥に籠って豚と暮らしながらトリュフ採って暮らしてたら、ある日トリュフを探せるその豚を誰かに盗まれて、豚を盗んだ犯人を探しに街へ向かう話。
料理人のリベンジスリラーっつうからてっきりブタを盗んだ犯人をボコボコにしてミンチにしてお皿に盛るのかしらと思ったけど、全然そうじゃなかった。
これ、どこがスリラーなの…?
ヒューマン100%やん。
「ニコラスケイジのリベンジスリラー!」を目当てに来た客には石を投げつけられそう。宣伝文句ってよくわからんね。普通に「ヒューマンドラマ」で人を呼べばいいのに。
映画が進むにつれ、少しずつ予想を裏切られていくのが、なんか心地よかった。
お喋りなレストランのシェフの最後の表情がいつまでも心に残る。私もあんな顔してるんだろなと、思う。
みんな、捨てられない想いを心の奥にしまって生きてるよね。
そしてまた木曜日が来るんだろう。