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Blutch(原題)のKentaCのレビュー・感想・評価

Blutch(原題)(2018年製作の映画)
3.8
ヒマラヤ山脈が連なるパキスタンやインドといった南アジアの国々をパラグライダーで旅する男性(登山家)のその旅路を、自ら撮影したドキュメンタリー作品。

Amazon Primeでは「字幕無し」しかなかったのですが、自然の雄大な風景と行く先々で出逢う人々の表情(温かな笑顔)がすべてを物語ってくれるので、まったく問題ありませんでした。

特に後半あたりの、ネパールで出逢った子どもたちとの触れ合いの場面は、その場の空気感や全員の笑顔がとにかく素敵で心が洗われるような感覚になり、映画内で交わされるコミュニケーションと同様に、観ている方も言葉ではなく心で感じることが出来て、素晴らしかったです。

観終わる頃には旅に出たくなること間違いなしの本作。
コロナ禍だからなのか、こういった大自然の壮大さに画面越しにでも触れると余計に心に沁みますね。
なんだか、神ゲー『デス・ストランディング』とも重なりました。
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