Salamet

PLAY 25年分のラストシーンのSalametのレビュー・感想・評価

PLAY 25年分のラストシーン(2018年製作の映画)
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13歳からの25年間って宝物でしかないな。と最後家族とトランプをして姉弟ゲンカしているとこから泣けてきちゃった。
観てる途中からやってることと音楽で、もしや…と思ったら監督と誕生日20日くらいしか違わなくてw国は違うけど自分の青春時代とリンクして、仲間とクラブで踊ったこととか、大騒ぎでドライブしたこととか、ノリで旅行に行ったこととか、あの時の仲間や男友達のこととか色々思い出して心がじんわりした。

若さは誰にでも平等にあるのだから羨んではいけない。っていうけど若さってやっぱり羨ましい!
でも、若い時期を精一杯楽しんだから他の誰かが羨ましいんじゃなくて、その時の自分が羨ましいって感覚。
こうやって自分も見返すことができたら、涙流して見るだろうなーー
この作品は全然他人の話だけど、ほんとにそこら辺の若者の日常だから自分と重ねながら羨んで懐かしんで見れた。
むちゃくちゃなとこはあるけど、ほんとかけがえのない時間。

この時代の中で悲しい出来事(同時多発テロなど)も沢山あるはずなのだけど、そういう部分は敢えてカットしたのだそう。
人の記憶は、楽しいことだけ残して悲しいことは忘れることができる。というから、その都合良さがちゃんと作品に反映されている。

出会っては去っていく。親も含め本当に人生はその繰り返しなんだけど、夫婦って健康であればだけど…ずっとそばにいてくれる人っていうこと。
そういう人に出会えるって幸せなことだな。と寄り添う2人を見て思った。
エマが最後ちょっと落ち着いたのを見て歳をとるって寂しいな。とかも感じたけど、
今の時間も10年後の自分が見たらきっと羨ましく幸せな時間なのだろうから、大切にしなくちゃ。と思えた。
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