田舎町に越してきた母子家庭の少年が出会ったのは、沖縄空手の達人ではなく元プロレーサーだった!
タイトルから分かるように、カートをテーマにした作品ですが、努力、友情、勝利、淡い初恋、師弟の絆等々、基本的な設定や展開は、名作『ベスト・キッド』に酷似。故にエンタメ作品として充分楽しめました!オリジナリティは別にしてね!!
ヘルメットにつけた刷毛で壁のペンキ塗りをしたり、足につけたスポンジでカートを洗車したりと、これまたミヤギ流を思い出させるナイス特訓。こういう子供が真に受けそうなの楽しいですよねー。😁
カートと言って、遊園地のゴーカート的なものを想像する方がいるかも知れませんが、本作におけるカートは迫力満点の所謂カートレース。F1ドライバーの多くが経験しているという本格的なレース競技であり、本作においてもなかなかの迫力を味わえました。
チーム全員が成長し、新たな一歩を踏み出す超健全な物語は家族での鑑賞に適していると思います。
なお、親友コリン登場時の『カモノハシは卵を産んで乳だして、自家製カスタードが作れるよ』というジョーク。ちょっと上手すぎやしませんか?