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Swallow/スワロウのwacaのレビュー・感想・評価

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)
3.5
【慰るためには痛めるしかなかった】
決して恵まれた家庭環境で育ったワケではないが、これまでそれなりに過ごしてきた女性が、一族経営の家元に嫁いだ。
その結果、周囲からのプレッシャーに苛まれ、そんな重圧に耐えながら周囲を気遣う自分を慰る手段は、異物を自分の身体へ取り込み、自分への新しい挑戦を自賛することだった。
プレッシャーはさらに増し、やがて過去の自分と実母のトラウマにも及んでいくことで、さらに異食症はエスカレートしてしまう。
果たして、彼女はこのプレッシャーから逃れる術はあるのだろうか…という作品です。
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正直、異食症という症例もはじめて知りましたが、何よりもハンター役の「ヘイリー・ベネット」さんの壊れていきながら自己決意していく様がすばらしくて感動しました😁
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