伝説の男が横浜に帰ってきた。「CONFLICT 〜最大の抗争」シリーズの人気武闘派キャラ、的場浩司演じる織田征仁。本編の時系列を遡っての外伝では、兄・慶次が組長を務める天道会織田組を継承するまでが描かれた。
その外伝を経てのスピンオフ。本編ではあまりにやらかし過ぎて、早々に獄中へフェイドアウトした彼がカムバック。天道会へは戻らずに元々立ち上げた横浜の織田同志会へ帰還する。
折しも横浜では新興組織・金狼会が老舗の相模組に敵対し、勢力を伸ばすなか、織田同志会は愚連隊扱い。
ある夜、金狼会の一員が実は織田征仁がオーナーのバーに乗り込む。店長役の佐藤藍子ともう一人の女バーテンにウイスキーのストレート飲みを強要の挙げ句、「こんな湿気た店、潰してキャバクラにした方がいいんじゃねえのか。なんだその目、お客様は神様ですという言葉知らねえのか」と気炎をあげた途端、帰還した織田征仁が後ろから瓶で頭割るというのが序の口。追い討ちでカウンターに頭を数度打ち付けて失神させて織田、「神様だって。こんなによええとは知らなかったよ」と嘯く。
まあ、こいつやらかしたけど、この程度ならその後、街頭に放り出されるぐらいなんじゃねなんて観る者の甘い予想をうっちゃる所業を働きだす織田征仁。男を店から拉致してホースを相手の口に突っ込んでテープで固定の水責め、からのー「水は飲み飽きただろう」とバッテリー液、つまりは硫酸投入(爆)。
他にも金狼会の皆さんは取っ捕まると刃物で胸をザクザク切り刻まれた後に刺青いれなきゃなとスプレー缶噴射されてペンキで着色、会に戻って同志会の仕業と伝えろ。戻れたならな、とさらに着衣に点火されたりとやり過ぎにも程がある目に遭うのであった。
なお、同志会メンバーは外伝で会長の座を譲られるも、帰還に伴い、その座を譲っての副会長小野田勝利役に仮面ライダー王蛇役で知られる萩野崇。獄中で舎弟となった脇知弘はアクションシーンではプロレス技を駆使。
さらに外伝で征仁に片目を抉られた舘昌美も同志会に身を投じている。
織田帰還で勢いを取り戻した同志会は警察にもにらまれつつ、横浜の再開発事業にも食い込もうと奮戦。金狼会、相模組を相手にした抗争へと話は発展するのであった。