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リトル・ガールのRiのネタバレレビュー・内容・結末

リトル・ガール(2020年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

映画だと思っていたら観ながら違和感があって、すぐ確認したらドキュメンタリー映画だった
そりゃそうかと思いつつあまりドキュメンタリー感が無く、サシャが美しく愛らしく撮られてる場面が多くてやっぱりフランス映画っぽい印象

医者の先生の「誰が見ても女の子に見えるんだから」は事実だと思うし、そうじゃなくても優しい言葉だと思った
医者だけじゃなく兄弟、両親も理解があって優しい
日本ではLGBTQへの理解も広がってきてるものの、最近はパス度がどうとかで性同一性障害の方や、女装男性への反感もあったり
男性の身体のまま女性として扱うことは色んな面で難しい問題だから慎重になる学校の対応は仕方ない

バレエ教室の先生の対応はあり得なくて本当の話なら悲しい気持ちになる
そんな偏見、差別、無理解からくる悪意に闘っていかなくちゃいけない
小さなうちから他人と違うことを自覚して、我慢して悲しさや悔しさに耐えて泣くサシャに共感して辛くなったけど
外には敵も多いんだろうけど、まず家族が絶対の味方でいてくれているからこれからもサシャは大丈夫だと思いたい
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