ソ連の社会主義体制を再現した街を実際に作ったとか、そこにキャストを住ませて膨大な時間フィルムを回したとか、予告編で盛大に煽ってるので期待していたのですが、本作はほぼ密室劇!
舞台は3箇所ぐらいしか出てきません。
これぞ肩透かし!
ただ、よく調べると続編がとんでもない数作られていた。
そう、これは壮大なプロジェクトのほんのほんのほんのほんのほんの一部に過ぎないのである。
本作はナターシャという、レストランで働く女性が1人のアメリカ人と恋に落ちるのですが、それによってスパイ容疑を掛けられ、大変な目に合う一部始終が描かれている。
えげつない喧嘩シーンや濡れ場が強烈に脳裏に焼き付く。
長回しが多くて緊迫感が止まらず、観ていてヒヤヒヤすること間違いなし。
日本で公開されてるのは本作と続編のみ。
その続編は上映時間6時間!!!
ちょっと観るの躊躇するなぁ...