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アトラクション -侵略-のYYamadaのレビュー・感想・評価

アトラクション -侵略-(2020年製作の映画)
3.5
【SF映画のススメ】
◆作品名:
アトラクション-侵略- (2020)
◆SF映画のジャンル
現代劇 / ディザスターSF
◆類似作品
・インデペンデンス・デイ:
リサージェンス
・ムーンフォール

〈本作の粗筋〉 eiga.comより抜粋
・未確認飛行物体がモスクワに墜落してから3年。未曾有の大災害は1人の少女の運命と、宇宙に対する人類の考え方を大きく変えた。
・そんな中、異星人たちがついに本格的な地球侵略を開始する。再び存亡の危機に陥った人類は、彼らの最先端技術に打ち勝つべく、人間本来の持つ愛や忠誠心、慈悲といった感情を駆使して立ち向かっていく…。

〈見処〉
①人類は「存亡」か「絶滅」か?
・『アトラクション-侵略-』は、2020年に製作されたロシア発のSFアクション大作。
・2017年『アトラクション-制圧-」の続編である本作は、前作を上回る総製作費28億円を投下し、引き続き『スターリングラード 史上最大の市街戦』のフョードル・ボンダルチュクがメガホンを取り、『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』のイリーナ・スタルシェンバウム、ドラマ「エカテリーナ」などのリナル・ムハメトフ、『ミスティック・フェイス』などのアレクサンドル・ペトロフらが出演する。

②結び…本作の見処は?
◎: ハリウッド資本のソニー・ピクチャーズが配給に回った本作は、ディザスターパニックやアクション描写がハリウッド作品並みの展開にジャンプアップ。「誤報」による風評操作の展開など、娯楽SF作品として、見どころのある作品となっている。
○: とくに前作敵役のチョーマは、一転して味方陣営に編入。「昨日の敵は今日の友」の展開は、少年ジャンプのようで、これはこれであり。
▲: 何を争っているかの争点は、前作同様に弱く、リアリティを期待してはいけない。
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