気候変動後の地球を舞台に、傷つき飛べなくなったプテラノドンの女の子と肉食をやめたティラノサウルス。友情物語にして、“天国”という場所を求め旅をするロードムービー。
絵本作家・宮西達也によるティラノサウルスシリーズ「ずっとずっといっしょだよ」などを原作にしたアニメ映画。
とりあえずその辺りの情報を何も頭に入れてない状態での鑑賞。タイトルからティラノサウルスが主役とばかり思っていたが、ピンクいのが主役で、さらにあれがプテラノドンとは全く思わんかった(笑)
内容や演出がお子様向け過ぎてやや萎えちゃうところはあるけど、アニメーションは手塚プロダクションが制作し、音楽はなんと坂本龍一。
制作陣の本気度にやや仰天も、アニメーションはキレイだし教授の手掛ける音楽と併せると一つの映画としての出来は充分満足できる。
作り込んである映画は見応えがあるということか。やはり少しもったい気もするけども…(笑)
それにしても肉食恐竜にまでヴィーガンの波が押し寄せてきているとは思わなかった。子供向けアニメとはいえ…いや、子供向けだから怖いのか。