生まれつき様々な疾患を抱え、車椅子生活を送る18歳のクロエ。
2人きりで暮らす母親は、献身的にクロエを支え、まもなく大学進学をひかえる娘の自立を喜ばしく思っていた。・・・はずだった。
ある日、薬が変わったといって差し出された緑のカプセル。
それは、こっそり覗き見た買い物袋に入っていた母親の名前が書かれた処方薬と同じ薬。
不思議に思い母に尋ねると、あなたの薬だ、の一点張り。
不審に感じたクロエは、その薬が何の薬なのかを、不自由な身体を懸命に駆使し突き止めることに成功する。
しかし、それは恐ろしい真実への序章に過ぎなかった。。
未熟児で生まれた娘を愛し心配するあまり過保護気味になってしまった母と娘のストーリーと思いきや、ラストは結構意外な結末。
クロエの行動力凄すぎる。