ポンコツとおっぱいの宝石箱や〜!
いやいやこのジャケでピエロホラーやないとか詐欺やんけ、、、
大学生のジルは休暇中に実家に帰省すっと何故か家は落書きだらけで両親は行方不明。
しかも自分を付け狙うストーカーが出没し、そして次々とジルの前から姿を消す友人たち。ジルの兄妹のピエロメイクに絶賛ハマり中のマルボが犯人なん?
ってかあからさま過ぎてこいつ以外考えられんくない?
農場で巻き起こる人体逆さ吊りキチ殺人鬼の正体とは!?っていうポンコツスラッシャー。
80年代のホラー黄金期に誕生したのにも関わらず日本には完全にスカされている時点で大概なポンコツ作とはわかりきっているものの、この手のスラッシャー映画の一大失敗作として後世に語り継がれるくらいには有名な作品であるらしいです。
まず何が失敗かって言うとまず、このアメリカ版彦摩呂っぽいピエロ役のボルボことタイニーティムの存在よね。
そもそも何でこんな凶悪ピエロ風味を全面に押し出してんのかも謎ですが、このタイニーティム演ずるピエロさんはほぼ活躍しないどころか基本歌を歌ってるか、泣きべそかいてるくらいが関の山でキチガイなピエロメイクというだけで周りから完全に犯人だと疑われるだけの存在という謎の配役(。-∀-。)
ウクレレカバー曲が大ヒットした一発屋の俳優兼歌手でもあるタイニーティムを起用したことによりスラッシャーものとしては異質な世界観が繰り広げられまして、
そんなスラッシャーとは真逆な陽気ソングを奏でるタイニーティムの存在が失敗でもあるし、唯一の見どころという時点で既にお察ししますです。
まぁそんなゆる〜いスラッシャーの様相とは裏腹に無駄にエロにかけては監督の並々ならぬ情熱が伝わってきまして、主演のジルは何故かずっとシャツにパンイチが私服なのか作中ほぼずっとパンティ一丁でした。
謎のストッキング変態にいいように裸体をパシャリされて下のお毛毛もいい発育でしたね(・∀・)
ってか真犯人のストッキング変態も正体バレてんのにわざわざストッキングつける意味な。
そんなこんなで綺麗なビーチクおっぱいな美女とゆる〜いスラッシャー展開と存在自体謎のピエロとストッキングがお互いに邪魔しあった結果ここにポンコツの歴史に名を刻む摩訶不思議な世界観のポンコツスラッシャーが誕生したのである。
彦摩呂っぽいタイニーティムの可愛さと異質なスラッシャーファンなら必見ですが、紛れもないポンコツ過ぎて明後日には忘れている様な内容なのでまぁ見ないに越したことはないでしょう。