観客のスーパーヒーロー疲れが叫ばれた最中にMCUの失速ぶりを象徴するような成績に終わってしまったユニバース通算33作目。
キャプテンマーベルを中心に3人の女性ヒーローがパワーを使うたびに入れ替わってしまう謎の現象に悩まされながらも敵に立ち向かう物語です。
ドラマシリーズ云々以前に、過去のMCU作品と比べキャラに魅力を感じられず、真正面からジャッジされることを避けるような薄ら寒いユーモアと緊張感がなくワクワクしないアクションの中で尺の短さだけが好印象なのは何とも残念でした。
ドラマシリーズで前提知識がしっかり備わっていればまた違ったのかもしれませんが、その背景をもっと知りたいと思わせてはくれないところが致命的だったと思います。
