メイマーツインズ

MOTHER マザーのメイマーツインズのレビュー・感想・評価

MOTHER マザー(2020年製作の映画)
2.0
《こんな母親でも、僕にとって世界(すべて)》

長澤まさみが2020年度アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した問題作。
フォロワーさんのレビューをみて、正直観るかどうか迷ったんだけど…
Netflixにて初鑑賞。

長澤まさみの迫真の演技は、たしかに主演女優賞に値する!
子役の奥平大兼くんも表現力があって頑張っている。阿部サダヲもハマり役。
この作品、はっきり言ってキャスト陣の演技力でもっている(苦笑)
母子の歪んだ共依存、ダメダメなパチンコ依存症の母親…
実話を基にした物語で、社会派ドラマとしては十分すぎる題材なんだけど…
展開もダラダラで、演出もやたら無駄を感じる。特にラストシーンは画面がフリーズしたのかと思ったほど(苦笑)
”朝が来る〟”凪待ち〟”怒り〟と社会派ドラマの良作を観てきただけに、この作品には落胆してしまう…

キャスト陣の演技力を生かしきれていない大森立嗣監督の自己満足的な作品。
このキャスト陣で白石和彌監督か河瀬直美監督あたりで撮り直したのを観たい…と思ってしまう(苦笑)

レビューで初めてこの言葉使わせてもらいます…

この映画、”胸糞悪い〟‼︎