あまんだ

恋する遊園地のあまんだのレビュー・感想・評価

恋する遊園地(2020年製作の映画)
3.1
対物性愛者が主人公の映画。
遊園地の遊具に恋する内気な女の子ジャンヌ。
move itと言う人が乗る部分がぐりんぐりん回転しながら、更にその連なる筐体
全ても回転する絶叫マシーンをジャンボと呼び、恋に落ちる。
ジャンボ自体もジャンヌに呼応する動きを見せてたから、ファンタジーなんかと思いきや、ジャンボ途中から動かんようになって、ジャンヌが周囲の無理解に苦しむ話になっていった。
字にすると、ジャンボとジャンヌ見分けづらいな。
対物性愛の方になかなかお会いした事無いし、珍しい分、周囲が奇異な目で観てしまうのは解る。
でも、そこを掘り下げるでも無く、周りがキイキイ騒ぎ、ジャンヌもワーワー泣くだけの場面が続き、そして何か急に終わってしまったので、せっかくの新ジャンルにも関わらず、印象が薄いものとなった。
そんな事より、ジャンヌを好きな上司へのジャンヌの態度が悪すぎる気がして、上司可哀想やった。
お母さんの彼氏がめっちゃ良い人で、イケオジ。そこだけが救い。
これを観てる間、だいぶ昔に観た、探偵ナイトスクープの、マネキンに恋した女性の事を思い出していたが、そっちの方が見応えあったと思う。倉庫に無数に並ぶ同じ顔のマネキンから、愛するマネキンを見つけ出さはるとことか。愛の力は偉大。
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