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悪党ジョーカーのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

悪党ジョーカー(2007年製作の映画)
3.6
3ヶ月後に出所を迎えるサミー(江原シュウ)だが、彼の前にかつての仲間ジョーカー(小沢仁志)が現れる。数年前、ジョーカーたち4人は組織のカジノを襲撃し見事50万ドル以上を強奪したが、ドライバーをしていたサミーが大金に目が眩み、車をクラッシュさせ、サミーだけが助かり逃亡したのだった。サミーを追い刑務所の中にやってきジョーカー。さらに、組織が殺し屋を刑務所に送り込んでおり、ジョーカーは仲間の手引きとサミーと脱獄する。サミーは、彼女のクレアに金を預けていたが、クレアは店を移っていた。やっとクレアを見つけたサミーとジョーカーだが、金のことを知ったストリップクラブの店長ラッツが、金を奪って逃げた。ラッツにクレアを殺されたサミーとジョーカーは、ラッツを追撃する。
小沢仁志×室賀厚の最強コンビで贈るアクション映画2部作前編。
前編は、強盗アクションと脱獄サスペンスはメイン。時系列をシャッフルして、サミーがジョーカーを裏切り金をパクった顛末と強奪した金をめぐるジョーカーたちと組織の争奪戦をミックスして描く語り口は、室賀厚監督作品では一番洗練されているし、ド派手なガンアクションは健在。
室賀厚と小沢仁志のコンビは、間違いないと改めて思える前編。
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