もう泣いてまうやつ。
6組のペットと飼い主たちのドラマを、見事なオムニバスでまとめた感動作。6組ある中で、2組はホッコリ、3組は泣いて、１組は合泣きするレベル。（個人差があると思います）感動モノなので死別エンドがありますがペットの虐待はないので安心です。逆に飼い主が襲われるパターンは多々あります。
特にメッセージ性が強い映画ではありませんが、中国の全土からかき集められた演技派俳優による、「どや！ ペットはええやろ！ ペットええやろ！ な、ええやろ！ ほらほら、ええやろええやろ！」と言う、ゴリ押し、そして圧を感じました。
影響されやすい人はペットを飼う羽目になるので気を付けた方がいいと思います。
Wikipedia情報によると中国初ほぼ世界同時公開とのこと。（日本は池袋HUMAXのみ。）それほど知名度がない作品だけど、ペット映画は全世界で需要があると見たのか、それとも映画の出来に余程の自信があったのか。普通なら中国の興業成績が出てから配給を決めるのに、無茶すんなって感じ。でも、その無茶がどんなものかを人柱的に見に行ってコテンパンに泣かされてくる自分の様な人間もいるので、まあいいかなと思います。
今どき珍しくCGなしの動物演技ものと言うのも売れた要因かもしれませんね。
あと余談ですが、中国の高級住宅街の日常がやばい。誇張してるとは思うけど、バブリーな空気感に驚き。これが中国の今なのか〜って感心して見てました。
