想像してたよりずっと優しい語り口で、怒りと情熱の若者たちとちゃんと対話しようと真摯に向き合ってて、きっと彼らに必要なのは大人との対話だと分かってたんだろうな、と思った。
あんなに頭が良くても本質がきっと直感の人だから、多感な頃に感受した "戦争" があまりにも強烈に三島由紀夫の中に焼き付いていて、火傷跡並に消すことができなかったんだと思う。三島由紀夫という人を "戦争" に置き去りにしてきてしまったようなもので、誰も救えなかったのが悔しい。
何見ても何度でも思うけどやっぱり、戦争はしちゃいけないと思った。
余談ですが討論はかなり難解かつテンポが早いので日本語話者でも字幕ONで観ることをおすすめします…！
