ポケ文太郎

イン・セイフ・ハンズのポケ文太郎のレビュー・感想・評価

イン・セイフ・ハンズ(2018年製作の映画)
4.0
2018年 フランス🇫🇷

出産時に赤ちゃんを手放す決心をした母親
独身で不妊治療を断念したが子供が欲しい女性
新生児を一時預かり保育をする家族
児童福祉サービスと養子縁組機関のスタッフ

新生児テオ君を中心に養子縁組に関わる多くの人々を描いた描いたヒューマンドラマ

本作には極悪人は登場しないし、大事件が起こるわけでもない
大げさに描写しようともしていない
それでも十分みていてハラハラします
養子をもらう側は子供を育てる前から「親」としての覚悟が何度も試されます
養子縁組がどれだけ大変で慎重を期することなのか
子供あっせん業なんかじゃないんですよ

変にドラマチックに描いていないからリアルに感じて出演者の一言一言が重く感じました

監督はジャンヌ・エリー、どうやらミュウ=ミュウの娘らしい
だからミュウ=ミュウもちょっとだけ、でも印象深い役で出演しています

新宿にKino cinemaがオープンしたので偶々巡り合えた作品
これは見て良かったです
ポケ文太郎

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